【藤井聡】動画 TVタックル「豊洲問題」+補足

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本日正午に放送された、TVタックルの一部、です。

まだご覧になってない方は是非、ご試聴ください!

なお、時間の関係で十分説明できなかった点について、改めてここで補足説明差し上げます。

【1.あれは地下ピットなのか、そうでないのか?】
地下ピットとは、建築物の配管等のメンテナンス空間、です。今回は、地下水モニタリング・管理・対策という趣旨のメンテナンスの意味を明確に含むものとして作られたものと思われます。したがって、通常のピットよりは高さが高くなっています。
 しかし、森山氏は、これは、「壁面と底面に十分なコンクリートがうたれた、(いわば)しっかりした箱構造を有していないので、ピットではない」という趣旨の事をおっしゃっています。が、当方の理解では、ピットとは「構造」で定義されるものではなく、メンテナンスという「機能」で定義されるものと認識しています(もちろん、その機能を果たすことができない構造であれば、それはピットとは言えないものと思いますが)。したがって、「あれはピットでない」という森山氏の反論は、一見反論のようにも見えますが、「衛生・安全のために、あの地下空間は必要」という主張を論駁するものではなく、単なるトリビアルな定義上の問題に思えます(つまり、「だから何?」という話に思えます)。

【2.地下ピットの壁面と底面にコンクリートがないのは問題ではないか?】
 もし、あの森山氏の発言に意味があるとすれば、この論点しかない、と思われますが、この論点を考えるにあたって重要なのは、1)あの構造で耐震性は大丈夫なのか、2)あれで地下水対策は十分なのか、という論点です。
 前者の1)については、(東京都が公開している図面から明らかに示されている)多くの柱・フーチングと杭の存在によって、十分であると判断されている可能性が非常に高いと思います(つまりピット側壁と上部建築との接続性を十分に確保する必要性は耐震上必ずしも不可欠なものだとは言えない、と判断された可能性が高いと思います。。。。というか、そう判断されてないのに、そうなってるなら、姉歯事件、のような事件になりますねw )(さらに、透水性が高い底面を使うことに工学的な意味がある可能性もあります。地下水を迅速に排水できること、ピット底面に浮力がかかることを避けることが可能となる事、等)。
 後者の2)については、番組中でもお話していますように、あれで十分に対応できるという判断がなされたように思われます(そもそも、番組で話した3重対策を行っているわけですから)。

 しかも、建設プロジェクトにおいては常に「コスト」判断は極めて重要です。例えば豊洲にさらに後数千億円つぎ込むのなら、今よりももっと安全、衛生的な構造(例えば、今よりもさらに多くの杭を打ち込んだ上での所謂「高床式」構造等)にすることはもちろん可能でしょうが、それが必要かどうか、そんなところにお金を使うくらいなら、待機児童対策等に使ったほうがいい、という視点は当然行政的にはあり得ると思います。

 こうした衛生や耐震性、そして、コストといった多様な視点を含めた総合的判断として、現状の構造になったのではないかと思います。もちろん、それが満足かどうか、既往資料だけでは不安だという事が技術的行政的に判断されるのなら、再度チェックすればよいだけであると思われます。

(なお、以上に加えて、番組中、共産党の笠井氏からの反論らしきものがありましたが、あれは反論とは言えないもののように思いました。指摘されていたのは「受注業者は、本来持っていることが求められていた、実験施設をもたなかった」ということだったのですが、それと、あのシステムそのものが適正なものかどうかという論点とは、まったく別の論点と思われます。つまり、当方の聞き間違いでなければ、「それは反論になってないのでは?」というように思えました)

 以上、少々専門的すぎるので、十分に発言できなかった(あるいは、カットされてしまった)諸点をご紹介いたしました(なお、上記について、技術的な追加情報、補足情報等あれば、さらにご指摘いただけると幸いです! 追加・修正が必要な論点があれば、適宜対応させていただきます)。

以上、ご紹介まで!

追伸:このTV番組の放送後、ネット上に口汚く藤井発言を誹謗中傷する声がしばしば見られますが、なんだか都構想の論戦が思い出されて、懐かしい気持ちですw そう言うような誹謗中傷の類いも含めた、上記を「誤解」したままの藤井批判・非難等があれば、是非、上記のより詳細な補足情報、ご紹介差し上げてください(もしよければ、あわせて、こちらの心理分析も、ご紹介して差し上げてください。 http://www.mag2.com/p/money/23270/4 )



【藤井聡】動画 「公共活動のほかに道はなし 」

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今週から三回にわたって、東京MXテレビの「西部ゼミナール」にて、青木泰樹先生と共に参加した鼎談が放映されます(土曜朝7時~、再放送はMX2でで日曜朝8:30~)。

その第一回目が、youtubeでも配信されています。
是非、ご試聴ください!


公共活動のほかに道はなし 「西部邁ゼミナール」


【藤井聡】動画 「ジャパニフィケーション」とは何だったのか?」

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中山恭子先生の対談番組での動画、です。
ぜひ、ご視聴ください。


【日いづる国より】藤井聡、「ジャパニフィケーション」とは何だったのか?[桜H28/7/22]

【藤井聡】動画 「スーパー新幹線」が日本を救う」

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Youtube の「スーパー新幹線が日本を救う」は、こちらです。




【藤井聡】 『「スーパー新幹線」が日本を救う』

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先週に引きつづき、今週も「超人大陸」にて動画を配信いたしました。
今、安倍内閣が進めようとしている「大型景気対策」の要となる「地方創生回廊」。その理論的背景や具体論を改めて論じた

  『「スーパー新幹線」が日本を救う』

是非一度、ご試聴ください。

超人大陸 
http://www.choujintairiku.com/fujii160718.html
youtube https://www.youtube.com/watch?v=mvuZZb7Q4JE


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