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【藤井聡】アベノミクス失敗の本当の理由は…

-藤井聡教授FBよりシェア-

私は、第二の矢を「ばらまき」と呼称することに断固反対いたしますが(なぜなら、目的ある財政出動は、断じてばらまきではないからです)、下記のご指摘は、かつて当方が昨年度末頃、「経済の崖問題」として何度も主張していた内容に大きく重なるご指摘です。。。。というよりもむしろ(断定することは差し控えさせていただきますが)下記ご指摘は、GDPの定義を知っていて、かつ、四則演算ができる能力さえあれば、誰もが到達できる結論だ、と言うこともできるようにも思われます。

是非一度、ご吟味ください。

『政権発足から20日後の2013年1月15日に閣議決定し、翌2月26日に成立したもので、規模は10.2兆円・・・・この政策はそれなりに功を奏した。日本経済は2013年1~3月期から翌2014年1~3月期までの間、5期にわたって概ね順調な成長を維持できた。GDPの伸び率は、順に、5.6%、3.2%、2.4%、-1.6%、6.7%となっている。


問題はこの後だ。財政再建下での厳しい予算編成であり、決して油断したわけではあるまいが、安倍政権は2013年度補正予算を5.5兆円と前年度補正より5兆円近く減らした。5兆円と言えば、日本のGDP(実額、2013年度で529兆円)の1%弱に相当する。2014年度の当初予算と合わせた15ヵ月予算ベースで見ても、政府支出が大きく落ち込んだ。

これではひとたまりもない。5%から8%への税率引き上げが決まっていた2014年4月の消費増税を前に、駆け込み需要が見込まれる中で史上2番目の財政支出(バラマキ)を行い、経済のエンジンをふかした以上、いきなり政府支出を減らすのはリスクが大きいからである。

ところが、安倍政権は、実際に増税が行われて駆け込み需要が消滅するうえ、上がったばかりの高い税率を嫌って節約ムードが高まり買い控えが起こって、個人消費や企業の設備投資が落ち込むのが確実な時期に、政府部門が補正予算の支出を半分強に減らすという“暴挙”に踏み切ったのだ。「機動的な財政」とは正反対の財政政策を繰りだしたと言い換えてもいいだろう。これが、2014年4~6月期のGDP伸び率が歴史的な落ち込みとなっただけでなく、続く7~9月期もマイナス成長から抜け出せない原因であり、“氷河期”を招いてしまった元凶なのだ。』



アベノミクス失敗の本当の理由は 「第2の矢」=バラマキのミスだ


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