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【藤井聡】個別的自衛権と自衛隊が合憲だと言われている憲法学的な理論

-藤井聡教授FBよりシェア-

極めて「初歩的」な情報提供です。

安保法制についていろいろと議論がされているところですが、それに関連するものとして、「非常に初歩的な情報」であるにも関わらず、こうした情報すらご存じない方が、現在の我が国では大半なのではないか......と常々感じておりますので、下記の「自衛隊・防衛省」のhPの記述についてにご紹介差し上げます。

「憲法前文で確認している「国民の平和的生存権」や憲法第13条が「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」は国政の上で最大の尊重を必要とする旨定めている趣旨を踏まえて考えると、憲法第9条が、わが国が自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置を採ることを禁じているとは到底解されません。・・・(中略)・・・これが、憲法第9条のもとで例外的に許容される「武力の行使」について、従来から政府が一貫して表明してきた見解の根幹、いわば基本的な論理(である)」
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/seisaku/kihon02.html

・・・・要するに、憲法9条(第二項)があるにも関わらず、自衛隊があることが「合憲」と解釈されているのは、そして、「個別的自衛権がある」と解釈されているのは、

  「憲法十三条」

があるからなのです!

で、その憲法十三条とは、次のような条文です。

「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」

。。。。ご理解いただけましたでしょうか?生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、

  「立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」

からこそ、自衛隊は必要なのだ、というのが、今日の政府見解なのです!

もう少し、かみ砕いて解説いたしましょう。

もしも、「ならず者武力勢力」が海外にあり、それが日本の国民の生命と財産を脅かすようなことがあるにも関わらず、国家がそれを「指を咥えてみている」態度をとるのなら、

  「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利を、
   立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする
   ことができなくなってしまう!」

が故に、憲法十三条を保証することができなくなってしまうのです。

だ・か・ら!  そういうならず者国家から国民を守る自衛隊がなければ、

  憲法十三条違反になる!

ということになるのです。

つまり、自衛隊という存在、ならびに、それに基づく個別的自衛権は、憲法十三条の見地から憲法と整合するものであるどころか、憲法十三条の見地から

 必然的に求められるものなのだ

という論理となるのです。

別の言い方をするなら、

 「憲法九条が、『最大の尊重を必要とする』と言われている
  憲法十三条に違反している!」

と言う風に考えることができるのです。

こ・れ・が!

個別的自衛権と自衛隊が合憲だと言われている、
憲法学的な論理なのです。

。。。。

安保法制についてどういう意見を申し述べたとしても、それは言論の自由の範囲ですが、少なくとも、上記のような

  防衛省・自衛隊のHPにすら記載されている
  上記のような初歩的事実

だけは、是非とも、ご理解いただきたいと思います。

。。。。少々ややこしい話でありましたが、落ち着いてお考えいただければどなた様でもご理解いただけるお話......と思いましたので、メッセージ差し上げた次第です。


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