【藤井聡】藤巻氏の「デマ」の部類に属するとしか思えない主張が散見

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以前、BS日テレで同席した藤巻氏が、改めて当方を批判する記事を週刊誌で書かれ、それがネット上で公開されています。

拝見しましたが、誠に遺憾な情報が羅列されており、「デマ」の部類に属するとしか思えない主張が散見されます。例えば、

「異次元の量的緩和をやめたら国債市場は暴落だ。」

これは、どのような状況であっても100%暴落する、という趣旨の文章ですが、これは典型的な「全称の虚偽」と呼ばれる詭弁です。しかも「暴落」という言葉の意味が曖昧であることから、「語彙曖昧の虚偽」と呼ばれる詭弁も含んでいます。

同様の「語彙曖昧の虚偽」は「ハイパーインフレ」という言葉においても成立する疑義が濃厚です。

なお、議論の時には(確か当方の記憶が間違いでなければ)「タクシー初乗りが1兆円になったら....」と発言されていましたが、それがハイパーインフレの定義だとしたら、それが実現するシナリオを、理性的に語らなければ、明確な虚偽を語っていることと代わりありません(いったい日銀はどれだけ円をすればタクシー初乗りがその水準になるのでしょうか?)。

そうである以上、それは一般に「水上幻煙」の詭弁と呼ばれるものに分類されます。火のない所に、「煙りがある」というデマをながし、人々を惑わすというタイプの詭弁です。

同様の詭弁は、下記の記述にも見られます。

「昨年の参議院デフレ脱却調査会で「国債市場が崩れることはない。保有者に質問したところ、『Xデーが来ても国債は売らない』という結果が出たからだ」」

議事録をしっかりご覧頂ければおわかり頂けますが、当方はそういう趣旨の発言はしていません(!)。当方が発言したのは、Xデーが来ても、ではなく、「金利が上がり始めたときに」という条件で実験を行った結果を報告したのですが、それを、意図的か無意図的にかはわかりませんが、曲解し、「デマ」を流す、「水上幻煙」の詭弁を弄しておられるわけです。
(詳細はこちらの論文をご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sst/3/1/3_61/_pdf

・・・

もしも、藤巻氏が当方の上記の批判を不当なものであると考えるのなら、如何なる意味で、当方の上記指摘が誤っているのかを、誰もが理解できる理性的な論理で反論頂きたいとおもいます。

そうで無い限り、これ以上雑誌等のメディアを通して、不当なデマ、詭弁を弄することをおやめ頂きたいと思います。


「アベノミクス提唱者は危機感がない」藤巻健史が苦言
http://dot.asahi.com/wa/2015121600056.html

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