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【藤井聡】米国の利上げの問題が,世界経済に深刻なショックを与えるのではないか

-藤井聡教授FBよりシェア-

いま,グローバル経済は,上海株式市場ショックに端を発する中国危機と,ギリシャ危機とVW問題でその危機が顕在化しつつあるユーロ危機の直撃を受けかねない,大変に危ない状況にありますが,それ以前に,

  米国の利上げ

の問題が,世界経済に深刻なショックを与えるのではないか......というロイター記事です.

当方も,この見解には深く同意します.

簡単に解説しますと...

■アメリカ利上げ
 → 新興国に投入されているグローバルマネーがアメリカへ流出
 → 新興国市場で資金不足となり,多くの企業の資金繰りが滞り,倒産
 → 新興国市場内で倒産が倒産をよび,経済危機が勃発!
 → 日本にとっては外需が冷え込み輸出が激減,経済ショックを受ける!

というプロセスで,日本経済は打撃を受けることになるのです.
(この場合の新興国とは,「中国からマレーシア、ロシア、さらにはトルコ、メキシコ、ブラジル」等です)

日本は増税ショックで今や,二期連続マイナス成長のリセッション(景気後退)状況ですから,こりゃもう,増税なんてのんきなことを言ってる場合じゃないのではないか......という議論は,専門家の間では,しきりに論じられているお話しです.

...ということで,まずは,アメリカ利上げは,洒落にならないかも......という点だけでも,ご理解いただければ幸いです.実際,ロイターのこの記事は,次のような言葉で締められています.

「先送りされてきたFRBによる利上げは火花を1回起こすだけかもしれない。しかし、可燃物がたっぷり積まれているのは確かなのだ。」

......おぉコワ......


焦点:2016年に忍び寄る新興市場の信用危機
http://jp.reuters.com/article/analysis-2016-emg-credit-crunch-idJPKCN0T20GP20151113
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