【藤井聡】アベノミクスの成功が不十分なのは、14年増税による間違った『緊縮財政』を進めているからだ

-藤井聡教授FBよりシェア-

英国の代表的経済誌「Finantial Times」が、

「アベノミクスの静かではあるが本質的成功」
The quiet but substantial successes of Abenomics

と題したコラムを配信しています。この記事では、

「アベノミクスの成功が不十分なのは、14年増税による間違った『緊縮財政』を進めているからだ。本来アベノミクスは財出拡大を含むはずだ。デフレ完全脱却まで、日本政府は「下らない」(foolish & arbitrary)財出目標(これはもちろん、2020PB黒字化目標を意味します!)を無視して、徹底的な財出拡大を継続すべきなのだ。安倍内閣は、今まさに、そうした反省を行い、そういう方向に進もうとしているようだ。是非そういう方向に舵を切るべきだ」

という、筆者がここ最近、づっと主張し続けてきた「プライマリー・バランス亡国論」(https://www.amazon.co.jp/dp/4594077323)と全く同じ内容が主張されています!

一番重要部分の翻訳を、如何に記載します。

「成功へのすべての障害のうち、最悪だったのは「2014年の5%から8%への消費増税」という「自傷行為」であった。本来、理論的にはアベノミクスは「財政政策」を含むものである筈だった。しかし実際には、この財政拡大は2013年における「短期間」でしか推進されなかった。それ以後の4年間は、日本政府は激しい「財政引き締め」を行ったのだ。これはもちろん、物価上昇の重大な障害となった。

ところが今、安倍政権はこうした自らの間違いをハッキリと認識し、「財布の紐」を少し緩めた。安倍政権は今後、「愚かで場当たり的な財政目標」を「無視」して、インフレになるまで(=デフレ完全脱却が果たせるまで)、この「財政拡大」を続けなければならない。過去4年間、安倍政権の経済政策には「失敗」があった事は確かだ。しかし、その失敗は、「アベノミクスがやらねばならない事をやらなさすぎたから」もたらされたものなのだ。断じて「やり過ぎ」だったからではないのだ。」

(Of all the obstacles to success, the worst was self-inflicted: a 2014 rise in consumption tax from 5 to 8 per cent. In theory, Abenomics involved a fiscal stimulus. In reality, this only ever happened for a brief time, in 2013. Over the past four years, Japan has significantly tightened fiscal policy. The predictable result was to halt momentum towards higher prices.

Recently, the Abe government has realised its mistake and loosened the purse strings a little. It should continue to do so, ignoring foolish and arbitrary fiscal targets, until inflation finally does pick up. There have been policy failures over the past four years, but they all involved too little Abenomics, not too much.)

本記事内容は是非、日本経済新聞はじめ、多様なメディアでご紹介いただきたいと思います。

もし、そうして頂けないなら。。。。是非、上記翻訳と解説、いろいろな方にご紹介、拡散ください!


The quiet but substantial successes of Abenomics
https://www.ft.com/content/62cc7d40-2e65-11e7-9555-23ef563ecf9a

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