【藤井聡】「アベノミクス」の理念と本質

内閣官房参与の藤井聡教授が、「アベノミクス」の理念を
藤井教授の解釈ということで、簡単に解説されてます!


「アベノミクス」の理念

◆上位目標 
「強い日本」(戦後レジームの脱却)

◆中位目標 
デフレ脱却による経済成長(⇒財政再建、社会保障)
国家的な危機管理(=国土強靭化、外交安全保障)

◆政策パッケージ
積極的「金融」+「財政」+「インフラ」政策
(↑このポリシーミックスをアベノミクスとメディア側が呼ぶようになったのが始まりとのこと。




「アベノミクス」における「インフラ対策

①震災復興
②首都圏・太平洋ベルトの「直接的」な震災対策
③強靭化のための「一極集中緩和」=「地方分散」のための地方投資
④インフラ老朽化対策   等





動画をご覧になる方は、1:12~9:22あたり。




自民党参議院議員の西田昌司先生も藤井教授の資料でアベノミクスを説明されています!


「最近話題のアベノミクスについて」
4:00あたりから




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12/18

アベノミクスについてサクッとまとめましたメルマガ記事、配信差し上げます。

ご関心の方は是非、ご覧ください!



【藤井聡】アベノミクス

この度の総選挙で自民党で単独過半数,
自公連立で安定多数の三分の二の320議席以上獲得しました!

選挙期間中,安倍総裁は,
積極的な財政,金融,インフラ政策の必要性をしきりに訴え,
これはメディアでは「アベノミクス」なんて呼ばれていましたが,
これから国家をあげて,この「アベノミクス」を,
大々的に推進していく方向に大きく舵が切られることは,
これで「必至」であります!

....が...

もちろん,これからありとあらゆる「抵抗勢力さん達」が
このアベノミクスの推進を阻止しようとやってくるでしょうし,
そんな「抵抗勢力さん達」は,日本の外ばかりではなく日本国内にも,
政権外部のみならず政権内部にもたーーんとおられる訳ですから,
これからマジで,この「アベノミクス」を巡って
さらなる激烈なバトルが始まることもまた
「必至」となったわけですね.

でもまぁ,多くの人々,
とりわけ,今回大阪あたりに大量に発生した,
「ふわっとさん達」には,
「アベノミクス」なんていったって,

「何?アベさんって,ノミでクスぐられてるのか?」

とか

「何?鉄人アベベとノミにイクのか?」

とか,

「えっ?それってやっぱ,アベノ・スキャンダル?」

とか思ってしまう方々が出てくることもまた必至です.
アベノミクスの中身なんて,
ちゃんと理解してもらえるはずもありません.

そもそもこのアベノミクスっていう呼び方は,
かつては「レーガノミクス」なんて言葉もありましたが,
もともとマクロ経済政策のために,
色んな政策を「パッケージ」でやっていこうという,
「ポリシーミックス」の名前なんですが.......
なんて説明するとやっぱり,

「えっ,ハリケンポリマー?」

とか,

「えっ,ミックスモダンがどうしたんだ?」

なんて言われてしまうことも必至なので,
ここはもう,それを逆手にとって,

「そうなんですよぉ.アベノミクスって,
実は,ミックスモダンの一種なんっすよ!」

と言い放った上で

「ほら,あの,メリケン粉と卵と豚肉とエビとイカと,
さらには焼きそばで出来てる
ミックスモダンっすよ.
で,今回,安倍総裁が新しいミックスモダン開発したんっすけど
それが,
『アベノミクス』
って言うんっすよ.」

と述べ立てまつるのも一興かと思います.

で,もちろん,

「...っていう風に,
いろんな政策をミックスしてやっていこうってのが,
アベノミックスなんっすよ」

と言えば,運が良ければ(笑),

「で,何をどうやってまぜんの?」

となりますから,ここまでくりゃぁ,もうこっちのもの!

ってことで,怒濤のように説明しちゃいましょう!!

「まずねぇ,政府がやらないといけない
事業をいっぱいやるわけよ.

復興とか,大地震対策とか.
それに,こないだほら,トンネル事故あったでしょ?
あれってトンネルが古くなってたからなんだけど,
そんなの,日本全国で直していくんよ.

...で,そんなんやったら,メチャオカネかかるでしょ?
だから,政府は,そんなオカネを色んな所から
借りる訳よ.

...で,そん時に,日本銀行ってのに,
メッチャかりるわけよ.

...で,知ってる?日銀ってさぁ,
あいつら,カネ刷ったりできるんよ??
すごいっしょ!!だから,

日銀さんに全面バックアップしてもらって,
やらんとイカン事業を,
日本中でやっていこう!!
っていう風にするわけよ.

...で,そんだけいろんな事何年もやったら,
日本中にカネが回るようになるっしょ?
だって,政府が日本全国で,10兆円だかなんだかを
ガッツリ使うわけだからさぁ,
日本中に,ちょー大金持ちの大旦那が現れて,
メッチャカネ使ってくれるようなものっしょ.

もうそうなりゃ,ほれ,
今,日本中,「不況」で,一杯会社潰れて,
失業してる人おおいでしょう?
そういう不況が段々無くなっていって,
3,4年もすりゃぁ,不況がなくなって,
みんな,オカネ儲けられるようになって,
貧乏な人がへっていくんよ!!

もうそうなりゃ,政府がカネつかわんでも,
景気がよくなってるってことだよね.
で,そん時にもう,やらんとイカン事が
だいたい終わってんなら,
まぁ,それ以降は,事業の規模は,
ぼちぼちくらいにしとくといいってことやねぇ.

しかも,そうなると,
みんな今より金持ちになるでしょ?
で,そうなると,税金も一杯払うようになって,
政府もやりたかったことが全部できるようになるわけよ.
社会保障もちゃーんとできるようになるし,
「国のシャッキンガー!!」なんて問題も
なくなっちゃうわけよ.

すげーだろ??

これがアベノスキャンダル….じゃなくて,
アベノミクスってやつなんよ!!!」

ってことで,これで,
「新型ミックスモダン,いっちょ上がり!」
っすね.

...そうそう,もし時間があったら,

「あっ,ちなみに,これって,
『列島強靭化論』ってのと同じなんだけどね.
興味あったら,これ読んどいてよ」

『列島強靭化論』


….なーーんていって,震災復興への寄附にも,
協力させちゃってください(笑.

...ってことで,これから,
アベノミクス叩き,強靱化叩きのために狂人化してやってくる
「敵キャラ」がガンガン,ガンガン現れてくるでしょうから,
まずは,ビールでも飲みながら
ミックスモダンを食べて,ちょっと休息したら,

次なるバトルに向けて,訓練積んで,
レベルを上げて,
HPも,MPも,ちからも,かしこさも,かっこよさも,
ガンガン増強させて起きましょう!!!

....ってことで,ホント,この度はお疲れ様でした!

また次なるバトルに向けて,よろしく御願いします!!!


http://www.mitsuhashitakaaki.net/2012/12/18/fujii-22/

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12/26

本日、安倍内閣が誕生します。その安倍内閣が、まず第一に取り組む経済対策「アベノミクス」が、テレビ、新聞等で話題になっていますが、その本質は、単なる「経済だけの話」ではありません。では一体何の話であるのか。。。。について、当方の見解を下記メルマガで記載いたしました。

ご関心の方は、是非、ご覧下さい。



【藤井聡】アベノミクスの本質

「アベノミクス」は、
安倍自民党総裁が主張しておられる、
積極的な「財政」「金融」「インフラ」についての
「政策パッケージ」のことです。

要するに、政府が、「ホントに必要」な「公共の事業」を、
たくさんお金を国民から借りながら、
しっかりやって行こう、
デフレ不況も終わる!
というものです。

。。。ただし、この「アベノミクス」に
「ミックス」されているのは、
経済の話、つまり、「カネの話」だけではありません。

で、例によって、アベノミクスをかの
「ミックスモダン焼き」になぞらえていうなら、
その「生地」が何でできてるのかというと、それは、
「保守思想」
と呼ばれるものです。

この「保守思想」ってのが一体何かというと。。。。。
「守るべきものを守りましょう!」
という、いたってシンプルなものです。

では守るべきものとは一体何かというと、当たり前ですが、
「オカネ」 (=金融資産)
なんかではありません。

あたり前ですが、オカネも大事ですが、
そのオカネで買うもの(あるいは、得るもの)こそが、
重要なのです

では、何を「守る」のかというと、
究極的には、一言でいっちゃいますと、
「国柄」
と呼ばれるものですね。

「国柄」っていうと何かというと、
その国の、たたずまい、とか、風土、とか、雰囲気、とか、文化、
とかというもので、
結局それは、歴史と伝統でつくりあげられるものです。

安倍総裁が昔出版された
「美しい国へ」
で書かれてるような「美しさ」と言い換えてもいいでしょうね。

ちなみに、その国柄、ってのは、
古けりゃ何でもえぇ、なんてことは断じてなく、
自分たちの生きている間に、
先人から引き継いだものを、
少しでも良くして、磨きをかけて後世に引き継ごうとする、
めっちゃ長い時間をかけて、何十世代、何百世代という代替わりの中で、
脈々と受け継ぎ、変化しながら、今に至ってきたものです。

ちなみに、そんなものを守ろうとする気持ちってのは、
「誇り」
と言い換えてもいいでしょうね。

つまり、国柄を守ろうっていう保守思想ってものは、
結局は、「誇り高く生きていくべし!」
なんていう精神の構え、みたいなものと
直結してるわけですね。

・・・・で、いわゆる「保守」なんてそんな「国柄」を守るためには、
いろーーーんなことをせなアカンわけですが、
とりわけ、平成24年12月現在(!)、とっりわけ重要なのが、
「経済不況の克服」

「復興と防災」
というものですね。

今、不況のせいで、日本中の多くの都市が疲弊しまくって、
守るべき地域のたたずまいも文化も伝統も失われようとしています。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉を思い起こさないといけないくらい、
今、地方都市の疲弊や、マジヤバな状況なわけです。

当たり前ですが、復興をしないで、
東日本大震災の被害を放置していることも、
結局は、東北の伝統、風土、文化を永遠に失わしめる愚挙です。

で、首都直下地震など今、「マジヤバ」な
巨大地震が我が国に襲い掛からんとしていますが、
そんなものを放置していては、
沿岸域の諸地域・都市のそれぞれの町のたたずまいのみならず、
東京という大都会の超近代的日本土も、
激しく傷ついて、最悪、なくなっちゃうことになります。

ってことで、不況脱却、復興、防災ってことをしなけりゃ、
もう、「守るべきものが守れない」ということになるわけです。

で。。。。そんなメチャ大事な大事業をやり遂げる(!)ためには、
やっぱ、たくさんオカネが必要で、
で、そのためにも、しっかりと自分たちが「カネを稼げる」ように、
経済成長を果たさないといけないわけです。

。。。。ということで、アベノミクスは、
ただ単に不景気を根絶します!ということだけを言っているのではなく、
「守るべきものを守る」
ためにこそ、提案されている、きわめて「保守的」な発想の上に成り立っている、
ものだ。。。。なんていうことができるんじゃないかと。。。思うわけであります。

これが、文字通り、単なる「カネ」の話にしか過ぎない
マネタリストたちの「金融政策」一本での不況対策
とは、まるっきし違ってるとこなんですね。

。。。っていうか何十兆円、何百兆円っていうでっかいカネを使うんだったら、
そのカネで何をするのか、っていう明確な「価値基準」が必要なわけで、
その価値基準を導き出す、明確な「思想」が必要になる、
っていうことなわけですね。

ってことで、財政政策と金融政策の違いってのは、
畢竟、「思想の有無」ともめっちゃ関係してるんですね。

特に「思想」を持たない人々が、政府の仕事して主張できるのは、
とりたてて価値基準なんてものが必要とされない「金融政策」だけで、
明確な価値基準が必要とされる財政政策や公共事業には、
彼らは絶対に賛同しない。。。。という恐ろしい「構造」が存在してるんですね。

なんと言っても、思想がなけりゃ、価値基準も持てないわけで、
結局は、事業内容を「決断」していかなければならない公共事業なんて、
彼らの精神の構造からいって、できっこない、という次第であります(笑)。

・・・ということで、安倍新政権には、
ぜひとも、守るべきものを守る!ために必要な「公共の事業」を
がっつりと積極的にお願いしたいと思います!

PS
列島強靭化でGDP900兆円の日本が生まれる理由とは?

『救国のレジリエンス』


http://www.mitsuhashitakaaki.net/2012/12/25/fujii-23/




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(ご覧いただき、ありがとうございます!)
藤井聡教授イベント


講演「山陰新幹線の早期実現と北陸新幹線」
平成28年7月30日鳥取
 


関西ローカルの夕方の報道番組
夕方LIVEワンダー
(午後3時50分~午後7時)
毎週金曜日コメンテーターにて登壇予定 


藤井聡教授書籍
発売日2016年5月

国土学
書評

発売日2015年10月

デモクラシーの毒
中野剛志書評

発売日2015年7月

モビリティをマネジメントする
参考



超インフラ論

発売日2015年04月

<凡庸>という悪魔
書評①
書評②
書評③

発売日2014年07月

築土構木の思想
参考動画


発売日2014年06月

グローバリズムが世界を滅ぼす

発売日2014年05月


政(まつりごと)の哲学
「はじめに」より

発売日2014年01月

大衆社会の処方箋
柴山桂太氏書評
参考動画
参考記事
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発売日2013年12月

巨大地震Xデー
あとがき


発売日2013年08月

新幹線とナショナリズム
参考記事
はじめに&目次

発売日2013年06月

強靭化の思想
強い国日本を目指して
正論インタビュー
参考記事
簡単な紹介
参考記事

発売日2013年06月

レジリエンス・ジャパン
日本強靭化構想

読者レビュー


発売日2013年06月

経済レジリエンス宣言
はしがき


維新・改革の正体
-日本をダメにした真犯人を捜せ-

中野剛志氏書評
参考記事


日本破滅論
~おわりに~


コンプライアンスが日本を潰す
新自由主義との攻防

“はじめに”と“おわりに”
読者からレビュー


プラグマティズムの作法
日本が救われる有効シナリオ
トークイベント動画
中野剛志氏推薦文


救国のレジリエンス
動画「救国のレジリエンスとは何か?」
富国強靭


列島強靭化論
佐伯啓思氏書評


公共事業が日本を救う
中野剛志氏書評
今こそ、公共事業で巨大地震に立ち向かうべし
著者が語る
山梨のトンネル崩落事故
デフレの今こそ大規模な公共事業を


正々堂々と
「公共事業の雇用創出効果」を論ぜよ 
~人のためにこそコンクリートを~

西部邁氏寄稿『藤井君の思慮ある勇気』



なぜ正直者は得をするのか
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文明の宿命

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土木計画学
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社会的ジレンマの処方箋


代表的日本人
内村鑑三著

藤井聡教授の愛読書

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