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【藤井聡】アベノミクス第3の矢

藤井聡教授FBよりシェア

これからの日本の「成長戦略」のための「議論のあり方」についての,
おそらくは万人が合意せざるを得ないのではないか....
というほどの極めて「基本的な考え方」をまとめてみました



安倍内閣では、これから、
アベノミクスの三本目の矢である、

成長戦略

の議論が様々な格好で始められます。

その議論はまさにこれから始められる訳ですから、
まだ、その議論の方向がどのようになるか、
確定したものではありません。

では、その議論は、どのような方針で考えられる「べき」なのでしょうか。

もちろん、その点についても、
実に多様な意見があることでしょう。

ただし、それらの会議の議論の方向に関して、
どんな人でも合意できる条件、というものは存在するでしょう。

たとえば、あったりまえの条件としては、
「日本をつぶす方向の議論をしよう!」
とか
「一人でも多くの日本人が不幸になるような議論をしよう!」
なぞという方針は、絶対に採用しない!!!、
なんて条件は万人が合意できるはずですよね(笑。

では、そんな
「これからの諸会議の議論の方向が、
当然、満たさなければならない、当たり前の最低条件」
としてどんなものが考えられるか、
いくつか考えることとしましょう。

その第一の条件は、
「その議論が、日本の国益に資するものでなければならない」
というものです。

この条件に異を唱える委員は、何人もおられないところだと思います。

もしおられるとすれば、その方は、
「国益は毀損してもいいから、別の何かを達成しよう!」
とお考えの方ということになりますから、そのような方が、委員にも
事務局にもおられることはあり得ないですね。

でも、何が国益か、というものについては、
多様な意見があることも事実です。

ですが、それを踏まえてもなお、次の条件については、
万人が認めざるを得ない条件だと思います。

その第二の条件とは、
「国益とは、現存する日本国民全員の利益、ならびに、
これから生まれくる、将来の日本国民全員の利益を
視野に収めたものでなければならない」
というものです。

もちろん、この第二条件は、「どのように視野に収めるか」まで
詳らかにしているものではありません。

完全に平等が正しいのか、あるいは、
また別の公平性の基準を考えるのか、
といった視点はあり得るものと思います。

しかし、それがどういうものであれ
「日本国民全員の利益を『視野』に収める」
ことが必要であることを否定する論者は、おられるはずはないでしょう。

もしおられるとするなら、
その方は、
「特定の日本国民のことは考えるけれども、
別の特定の日本国民がどうなろうとしったこっちゃない」
と断定していることになりますから、
いくらなんでも、そんな方はおられないはずですよね。

さらにもう一つの条件は、
とりわけ「規制」の在り方についての議論にかかわる条件です。

それは、
「とにかく、あらゆる規制を、維持すべきだ」
とか
「とにかく、あらゆる規制を、強化すべきだ」
とか
「とにかく、あらゆる規制を、緩和すべきだ」
とかいうように、
「とにかく、○○すべきだ」
というルールを机上で設け、そのルールだけに基づいて
経済産業社会の実態を無視して、「規制改革」を進めるという方針を、
「絶対に採用しない」という方針です。

まぁ、当たり前のことですが、
規制というものが悪魔のようなものなら、
それを緩和することが必ず善となりますが、
規制の中には、イイものも、ワルイものもあるはずですから、
規制強化の中にも、イイものも、ワルイものもあり、
規制維持の中にも、イイものも、ワルイものもあり、
規制緩和の中にも、イイものも、ワルイものもある、
ということになりますよね。

・・・・・
ということで、

1.日本の国益を考え、
2.一部の日本国民だけでなく、
日本国民全員の利益を何らかのかたちで確実に視野におさめ、
3.そのうえで、そんな「国益」にかなうような方向で、
規制改革のあり方(すなわち緩和・維持・強化のあり方)を、
個々の規制ごとに、是是非非で、議論を深めていく

という条件は、何人も踏まえねばならない、
最低条件だということがいえるのではないかと、
当方には思えるわけです。

当方のこの意見が、もしもまっとうで正しいものであるとするなら、
委員の皆様方にはぜひ、この最低条件を踏まえつつ、
自由で多様な意見を表出いただき、
それを通して、日本国民全体の安寧と幸福に資する議論を
重ねていただきたいものと祈念いたします。

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/01/15/fujii-26/

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