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【藤井聡】アナウンス効果

藤井聡教授FBよりシェア

総選挙公示直後の昨日、各報道機関が一斉に各党の支持率や、予想議席獲得数を報道しました。

しかしこうした報道は、国民の投票行動に極めて大きな影響を及ぼすものです。一般にこうした影響は「アナウンス効果」と言われています。

下記のページでも書かれていますが、
「多くの陣営は当落線上、当選まであと一歩と報道されることを好む。」
ようです。これは、日本人の「判官贔屓」の精神をくすぐり、得票が伸びるであろうと予期されるからです(これは、海外でもその存在が知られている効果で、一般にunderdog効果=負け犬効果と呼ばれています)。

とりわけ、現在の衆議院選挙では、有権者は「小選挙区と比例」という二つの行動オプションを所持していることから、アナウンス効果が、有権者の投票行動に反映されやすくなっている、という特徴があります(一つだけなら政策だけで決めても、二つあるなら二つ目を「判官贔屓で、コッチに入れてみようか」と考える傾向が十分にあり得るからです)。

したがって、今回の報道は、少なからず各党の獲得議席数それ自体に影響を及ぼすであろうことが十二分に予期されます。とりわけ、各選挙区で「当落線上、あと一歩」と報道された陣営は、この報道によって得票数を伸ばす傾向が(その逆の傾向よりも)より強くなる可能性が考えられます。

とにかく適正な投票行動のために必要なのは、
 「その候補者・政党の資質」
の一点です。そして、その資質を見極める重要な情報源は、
 ①その候補者・政党のこれまでの振る舞いや実績
 ②その候補者・政党が訴える政策の質
の二つである、という当たり前の事実を、我々日本国民は思い起こすことが必要であろうと思います(なお、昨今は、②だけを考慮して①を無視するという有権者が増えてきたように思いますが、こういう判断は極めて不適切です。なぜなら、②で主張される政策の実現可能性、さらにはその質を見極める上で、①は極めて重要な情報源となるからです)。

いずれにしても、いたずらに「アナウンス効果」に踊らされることのない判断を成すことが今、日本国民全員に求められています。その上で、国民一人一人が適正な判断をなすことが、明るい日本の未来を国民の力で作り上げるために何よりも求められていることなのです。


アナウンス効果
報道によりその対象に影響を与えること。特に選挙報道の際問題にされる。
ある候補者が苦戦していると報道されると、激励票や同情票が集まるアンダードッグ効果(負け犬効果)が最も多く指摘されるが、組織等が優勢候補を支持するバンドワゴン効果(勝ち馬効果)もあり、実際には誰に有利になるかはケースバイケースである。
多くの陣営は当落線上、当選まであと一歩と報道されることを好む。
また金融政策の変更や当局者の発言が実体経済の変化に先行して経済主体の行動変化をおこさせること。経済関係では『アナウンスメント効果』といわれることが多い。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%CA%A5%A6%A5%F3%A5%B9%B8%FA%B2%CC』



【水島総】選挙期間中の報道監視にご協力願います[チャンネル桜H24/12/6]
「何か見つけたらチャンネル桜まで送ってください」


現在、政権選択を賭けた衆議院総選挙が行われており、地上波TVも、公職選挙法に則った公平な報道を心がけているものと思います。しかし、最近の大メディアの腐敗を目の当­たりにすれば、映像的な印象操作などを駆使して、公職選挙法をクリアした偏向報道が行われる可能性は排除できません。視聴者の皆様には、選挙期間中の報道監視にご協力いた­だくよう、水島からお願い申し上げます。


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