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【藤井聡】「デフレ不況は、東京一極集中を促す」

藤井聡教授FBよりシェア


大阪を中心とした地域の「都市・国土」関係のデータを昨日ご紹介しましたが、それにも関連するデータを一つ思い出しましたので、軽~くご紹介申し上げます。

下記は、ちょっと前に書いた専門書で紹介したデータです。






このデータは、三大都市圏のそれぞれへの、人口流入/流出が、どうなっていったか。。。。の変化を示すグラフです。

まずはじっと、東京圏のデータを見てください。

東京への人口集中って、なんだか、戦後、一貫して続いている。。。ようなイメージをお持ちの方は多いのかもしれませんが、実はそうではないのです!

このデータをを見てて、「あらまぁ」と気づいたのですが、どうやら、東京への人口流入には、次のような法則めいたものがあるようであります。

「不況の時は、東京への人口集中が加速して、
      好景気の時は、東京への人口集中はやわらぐ」

という法則です。

戦後、人口は東京に集中していきます。

しかし、池田総理の「所得倍増計画」が実質的に動き出した、1965年からの本格的な高度成長期(転換期+第二期)では、逆に東京への人口流入が静まっていくのです!

で、オイルショックが起きて、不況になって高度成長が終わりを告げると、その「人口集中の緩和」はとまってしまい、そして、またまた、東京への人口が集中していきます。

・・・・が!

バブルが本格的にはじまった1986年から再び、東京への人口の流入が収まっていくのです!そして、バブル景気の余韻が未だ残っていた90年代前半にはなんと、「東京からの人口流出」が始まるに至るのです!

・・・・が・・・・

90年代中盤から我が国はデフレに向かってまっしぐら。。。失われた20年と言われる、最悪なデフレに突入していくのですが、そうなるとまた再び、「東京への一極集」が加速していってしまうのです。。。。

これはなんでこんな事になるか。。。。というと。。。。理由はちょー簡単。

「景気がよけりゃ、田舎/地方でも商売できる、
だけど、不況になったら、田舎/地方では商売がでけへんようになるから、
しゃーないからみんな、東京にでてくるようになる」

。。。。ってことですね〔苦笑〕。

ってことで、おそらく、みんな別に好きこのんで東京にでてくるんじゃない、ってことですね、

どっちかっていったら、みんな、嫌々、東京にでてくるんっすねぇ。。。。田舎で商売できなかったら、しゃーないっすからねぇ。。。。

。。。。

ってことで、結論。

「デフレ不況は、東京一極集中を促す」

。。。で!

その東京一極集中こそが、首都直下地震の被害を、極限にまで拡大してるわけっすから、結局は、

「デフレ不況は、首都直下地震の被害を、極大化させている!」

って事になる次第であります。

。。。。ってことで、ホント、デフレってヤバイ現象なんっすね。。。。

以上、ご紹介まで!

(追伸1:ちなみに、以上のデータは、建設系の技術士試験の参考書でご紹介さしあげたデータであります)

(追伸2:その他の都市圏を見てると。。。名古屋圏はかろうじて人口微増・・・でありますが、大阪圏は、70年代から、人口の流出が全然とまってない。。。。って状況ですね。ホント、関西の地盤沈下は、洒落にならんって話でござーます。けど、最近のデフレのおかげで、さすがに、大阪からの人口流出も緩和してるみたいっすね。だから、「都会の人って、デフレになるとビンボーがましになるの法則」によって、大阪人も最近は若干得してる、ってことっすね(笑)。でも、逆にいやぁ、今のデフレは、大阪人すら儲かるエゲツないデフレ、ってゆーふーに言えるかもしれませんね(苦笑)。まぁなんにしても、ホント、デフレってえぐいっすね。。。)



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