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【藤井聡】消費税のしょぼい展開(鶴田正平)

-藤井聡教授FBよりシェア-

今週の「新日本経済新聞」のメルマガ記事、恐れ入りますが当方の公務の都合で鶴田さんに代打を御願いいたしましたところ、下記のような記事を寄稿しておられます。

(コメントは差し控えさせて頂きますが)下記記事、ご紹介差し上げます。



【鶴田正平】消費税のしょぼい展開

ご無沙汰です!

京大藤井教授のピンチヒッターで不定期に登壇させて頂いております、教授とは竹馬のプロヲタ友の鶴田正平です!

藤井教授は、現在強靭化の重点化15プログラムの細かい仕込みでご多忙とのことで。。。久々に登板させていただきます。今回もできるだけ違和感なき代わりが務められますよう、がんばりますのでよろしく御願いします!

さて。。。。いま、メディアでもネットでも「消費税増税」の話題でもちきり、ですよね。

消費者はもちろんのこと、企業の人もたくさんのオカネを税務署に払わないといけなくなりますから、こりゃもう、たまったものではありません。どこをどう考えても、消費税増税は「デフレ圧力」をもたらします。

だから「消費税増税は反対だ!!」って声が国民の中からわき出でるのも当然です。

当方ももちろん!!増税には「大反対」であります!!!
なんといっても、大規模な景気対策なんて、今の政府にやぁ期待薄。。。っすもんねぇ。。。。

でも・・・・万一!、消費税増税をしたとしても、チョーチョー大量の、例えば、その増税による増収分の3倍とか4倍の規模で「政府から国民への還元を断行する!」なんてことがあれば、「デフレ圧力」はきれいさっぱり無くなって、かえって「インフレ圧力」がかかることになりますもんね。

いわば、ブレーキは踏むけど、それ以上の勢いでガンガンにアクセルを踏めば、クルマは前に進んじゃう、ってことになるわけです。

逆に、消費税増税を行わなくても、ぜーんぜんそんな対策をしなけりゃ、クルマはそもそも前に進みません。

ってか、今はそもそもデフレですから、クルマの比喩で言うなら「上り坂の途中で、クルマの推進力が弱いので、徐々にずり下がっている途中」なわけです。

・・・・

ってことで、デフレ脱却の事を考えるなら、厳密に言うなら、

「財政出動(第二の矢)のインパクト」と「消費税増税のインパクト」

の「相対的関係」「だけ」に意味があるのであって、
消費税をするかどうかっていう話「だけ」では、
景気にいいかワルイかは、議論できない、ってことになります。

だから、簡単に言うと、次の様に、この鶴田めは思います(ちょっと算数チックな議論展開ですが、少々ご辛抱ください)。

もし仮に政府が、
「消費税増税するかvsしないか」
という判断と、
「財出をちょろっとやるか(増収分程度)vsガッツリやるか(増収分の二倍程度)」
という判断の双方を同時に行うとすると、政府の振る舞いには2×2の4パターンがありますよね。

とすると、デフレ脱却=アベノミクスの視点から、この政府の対策を評価すると、次の様になります。

(最善!)増税しないで、ガッツリ財出!! (→ガッツリ、デフレ脱却!!!)
(よ い)増税しないで、ちょろっと財出! (→そのうちデフレ脱却?)
(ま し)増税して、ガッツリ財出     (→まぁデフレ脱却できるかなぁ。。。?)
(最悪!)増税して、ちょろっと財出    (→はい、チーン…..)

さぁ、政府はどうするのでしょぉぉぉぉぉぉか!?

・・・・あっ!、そうそう。

こんな話してると、

「鶴田は、増税の推進派だ!!
こいつは安倍さんの敵だ!!
木下事務次官に懐柔されたダークサイド野郎だぞ!!」

なんて言われるかもしれませんが(おーこわ 汗)、この鶴田、山下事務次官にあったこともなけりゃぁ、総理に敵意があるはずもありません。

どっちかっていうと、今までガン無視され続けた「財出=第二の矢」をはじめた安倍さんに(その点について!!)大いに期待し、財務省の皆さんには、もっともっとデフレ脱却における財出の重要性をご理解いただきたいと、ひたすら一年365日祈念し続けている一国民でありやす・・・・・

ですから皆様!、是非是非、ヘンテコな言説やデマに騙されないで、「思考停止」を今すぐに「停止」して、自分の頭で考えてくださいね!!

なんにしても、現実の政治は、大味なアメリカンプロレスじゃぁないんですから、ヒール(注1)とベビーフェイス(注2)は、簡単に分かるようにはなってないんでありやす(注3)。

(注1:ヒール=悪役レスラー。サンプルは下記をご参照ください。
下記は、上田先生です。
http://photozou.jp/photo/show/601721/114262255 
(注2:ベビーフェイス=善玉レスラー。童顔の意ではない点に注意。
でも実際、下記は童顔
http://kuro.pinoko.jp/pro/w710.htm
(注3:例えば、チョーど悪役のブッチャーが一番安心してプロレスができたのは馬場さんの全日で、猪木の所にいってたことを、マジで後悔するようなメッチャ良い奴だったりとか、キングコングでチェイン振り回してたブロディもまた、本来は家族思いの穏やかな人柄のインテリジェントモンスターであったことは有名な真実です。)

。。。。。ところで。。。。。

この鶴田、どうも気になって気になって仕方が無いのが、「ミョウなデマ」であります。

そのデマってのは、

「デフレは貨幣現象だ。
だから、金融緩和だけでOK!
財出なんて、全然イラン。
だけど!! 消費税増税はデフレを悪化させる!!」

ってものです。

でもこの話、この鶴田めの小さなおつむでいくら考えても「ちょっとおまぇ、ボケてんじゃねぇのか?」って話にしか思えません。

このボケ話の震源地は、おおよそこのあたりですが、
http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPTYE95608920130607

以前東田さんもご指摘になってましたように、そもそも「デフレは貨幣現象」(これって、いわゆるリフレ派、ってことですね)なんだったら、増税しても、金融緩和をガッツリやればいいんだけじゃないんでしょうか?

実際、天下のリフレ派山本幸三先生は、「デフレ脱却と消費税率引き上げは関係ない」と述べてます!
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130910-00000034-bloom_st-nb&p=1

(※で、「安倍晋三首相は予定通り2014年4月からの税率8%への引き上げを早期に決断するよう求めた」そうですよ 大笑)

で、「理屈」だけで言えば、この山本先生は、とっっっっても誠実な方、ってことになります。
(※もちろん、それでデフレが脱却できるかどぉかは、当方、全く保証いたしません
が 苦笑)。

でも、先にご紹介したリフレ派な人達は、

「財出は景気に影響ない」くせに、「増税は景気に影響ある」

なんて言うわけですから、もうメチャクチャですよね。

木に竹を接ぐ(注4)とはまさにこの事なり……でもまぁ、こういうツッコミいれたって、どうせああでもないこうでもないって理屈をいうわけですが(例えば、かへいじょぉすうがどうとかこうとか、たいむらぐがどうとかこうと
か。。。)、どうせそんな話をいくら聞いたって、

「財出はキライだし、増税もキライ、でも金融緩和は大好き!」

っていう「好き嫌い」の話にしか聞こえなくなってしまうのは……だいたひかると私だけ?

(注4:木=貨幣の中立性、竹=金融政策の有効性についての信念。このあたりのツッコミにご関心の方は、下記をご参照ください)



ってことで、そんな思考停止な皆さんと議論しても、念仏を聞いてる馬さんや真珠を付けた豚さん達と議論するようなもんですからどうしようもないですが(苦笑)、このデマがはびこればはびこる程に、この鶴田めが申し上げている「(最悪)~(最善)」の4段階なんて「ナンセンス」だ、ってことになります。

なぜならそもそも彼等は、「財出には意味が無い」と信じてるわけで、金融政策だけで景気が変動すると思ってるわけです。彼等にとって、増税しようが財出しようがカンケー無くて、とにかく、金融緩和さえすりゃぁ、デフレ脱却できるわけです。だって、貨幣現象なんっすから。。。。

そいで、このミョウなデマが、日本中を(ネット界も含めて)席巻しちゃって(しかも、1000兆円の借金あるから、増税しないとはたんするぅぅぅ!!!なアホばなしも、席巻しまくってるので、結局は)、先の四段階ではどこに落ち付くかと言えば、

「(最悪)増税して、ちょろっと財出」

ってとこしかなさそうっすねぇ(大苦笑)。。。。ってことで皆様、もういちどぉ。。。はい、

チーン…

・・・・

が!

もちろん!

総理判断は10月1日まででありますから、それまではできるだけ、

(最善)をめざし、それが難しいなら
(よい)をめざし、それが難しいなら、
(まし)をめざし、それが難しいなら、
(最悪)をめざし、それが難しいなら
(最最悪)「せめて法人税減税だけは食い止める」をめざし、それが難しいなら
(↑法人税は、内部留保金の「還流」を促します!!)
(最最最悪)「せめてちょろっとした財出」くらいは確保することを目指す。。。。

っていうことに「全力」で取り組むしかないですよね。。。とはいえ、ホンット、なんともしょぼい展開でありやんす。。。。

でも、現実がそうなら、そうするしか無いのが、政治でしょうし、人生ってものなんでしょう。。。。いやぁ世知辛い世知辛い。。。。でもまぁ、

全日・新日に入れなくてもFMWくらいは入れるし、
FMWが入れなくてもウィングくらいは入れるし、
ウイングに入れなくても学生プロレスくらいではがんばれるし、
学生プロレスにも入れなくても
ガッコーの廊下でトモダチ相手にアキレス腱固めごっこくらいはできる。。。。

なんてのが、この世間ですもんねぇ。。。

でもまぁ、みなさん、それはさておき、今日もせっせときたえましょう!

(じゃぁ、小鉄さん、御願いします)
イッチ、ニィッ、サンッ、シィッ、ゴォッ。。。

ではまた、そのうち、機会があればお目にかかりましょう!!!

Byショーヘイ鶴田

追伸:
こんな話、整理して理解されたいかたは、藤井先生のこちらをどうぞ!

レジリエンス・ジャパン
日本強靭化構想

追伸2:
リアル藤井教授のメッセージにご関心の方はこちらを是非是非どうぞ!
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII

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平成28年7月30日鳥取
 


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毎週金曜日コメンテーターにて登壇予定 


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